1/5 4時間耐久レース レポート


 
RPO(RCパーク桶川) 1/5 オフロード4時間耐久レース

   
                          2013/04/21 完

 レースレポート

 4月13日(土)レース前日、今週はほぼ毎日通い詰めでコース整備を
 しました。今の所かなり良いコンディションだと思います。



 エルグランドがコントロールタワー。 滝沢氏と助手の金子君が計測器の設置
 及びテスト。


 計測用アンテナループは、上に設置。 


 早くもテスト前日テスト走行。
 新潟、秋田からも遠路はるばるお越し頂きました。


 このマシンは... 2気筒とか?


 コース状態も天気も良い。 明日も天気は良さそうです。


 各チーム、データー取りの走行。 


 しげ松チームのリーダー、ツルさん(左)。最後の仕上げ? 準備は万端。
 が、しかし...この後大変事が....。


 ツルさんが、ほぼセットを終え、メンバーのオーナーである しげさんが試走、
 ちょっとおっかなびっくりで慎重に走行、まずまず調子良く快走。明日は問題は
 無さそう、そして次は爆弾ドライバー、てんちょう登場。 てんちょうも明日は
 営業をしながら、という条件で参加を許可。

 最近はBAJAは殆ど走行させた事は無い。まずは慎重にスタート...
 見た目にも良く走っている。 こちらも問題は無さそう。あとは持久力かな?

 そして、そろそろ日没も近づき皆さん調整も終え明日の準備を始めた頃、
 突然、何か悲鳴の様な声! ああ〜やっぱり、てんちょう やってくれました。
 ストレートエンドで全速でポールに激突! シャーシーのフロント部、真っ二つ。

 メンバー、唖然! てんちょう全く動ぜず、しげさん、シャーシ買って来てくれ!
 オーナーのしげさん、すぐに東松山へ電話、そして直行。 ツルさん、真っ青。
 すぐに荷物をまとめて帰宅。 これからシャーシ交換、そしてセットのやり直し。
 明日のレースに間に合うかな? 今夜は徹夜になるかも...



 
4月14日(日)

 朝もやのかかる、RCパークおけがわ、今日は天気も良さそう。久々のレースに
 大変興奮している。 上手く無事に進行出来るだろうか? 少し不安...


 朝6時過ぎ、早くも参加者の皆さんが集まり始める。 普段は出足は遅いが
 今日は特別。 こうでなくちゃ〜ね...


 ピット横のパドックには原則各チーム1台のみ駐車の為、他のメンバーは入り口
 の駐車場に停めて頂ます。
 一番に駐車場係をしてくれる、お馴染みボランティア、時田君いつも本当に
 ありがとう。 そして結婚おめでとうございます。


 観戦者の人達等はこちらの駐車場へとめて頂ます。 詰めれば50台位は
 駐車出来る筈です。


 8時、開会式、及びドラミを開始。 皆さん集合して下さい!


 続々と集まる、ビッグオフローダー。 9チームだけれど、一体何台かな?


 気合を入れて行きましょう!!  オ〜〜!


 え〜それでは、一曲...じゃ無かった。 競技ルールを説明します。


コンクールドデレガンス の審査。


 選ばれたのは、新潟より参加の高野さん。 かっこいいです。


 そして練習走行の開始8時30分〜10時30分まで、2時間のフリー走行。
 各チーム1台づつの走行。


 皆さん真剣。 このフリー走行が予選も兼ねている。 各チームの中で一番
 速い1ラップのタイムが予選タイムとなる。この順位により、操縦台の選択、
 そしてスタートグリッドが決まる。


 各チーム、スタートに向って最後の調整に入る。 中には早くも修理に追われる
 チームも...。 しかしこれだけ多種多様のマシンがあつまると、壮観!



 
エントリーリスト

チーム名 ドライバー
RCマガジン (特別参加) 井上 信俊
保阪 奉伯
PAN スピードチーム A 豊山 鐘烈
山崎 篤
中村 幸博
並木 タケヒコ
橋 尚也
野田 よしひこ
PAN スピードチーム B 高野 隆市郎
斉藤 賢
秋山 永里
高木 圭太
渋谷 昌克
しげ松 RACING PARTY 鶴見 直人
重松 茂
増田 好一
佐藤 一博
TEAM きたかた 花見 勉
山岸 直和
大塚 浩二
東寺 幸憲
おけがわ A チーム 島尻 康弘
清水
磯村 匡彦
おけがわ ラジコン部 萬井 晴夫
大沢 清司
福島 隆
TEAM HATA 畑 泰雄
小林
吉川
おけがわ B チーム 本多 信仁
稲葉
稲田 敬一



 10時30分、2時間の練習走行及び予選を終了。  おけがわBチーム
 本多選手の走行にて、TQを獲得。

 
予選結果
順位 チーム名 BEST TIME 周回数
おけがわ B チーム 31.818 47
しげ松 RACING PARTY 31.920 128
RCマガジン (特別参加) 32.334 44
おけがわ A チーム 32.408 35
おけがわ ラジコン部 32.834 58
TEAM きたかた 33.533 52
PAN スピードチーム A 34.594 64
PAN スピードチーム B 35.256 83
TEAM HATA 36.598 23


 10時50分 4時間後のゴールを目指してスタート準備。 


 ガソリンは300ccのみ。支給されたポンプでのみ、給油可能。


 スタート5分前。 ウオーミングアップを追え、スターティンググリッドにマシンを置き
 エンジン停止。 ルマン式スタートにて、助手がエンジンをかけて、スタート。
 スタート 10秒前!


 助手がエンジンをかけ、全車スタート! 長い旅路のスタート。


 走行車を見守る、クルー達。 オフィシャルマーシャルがいない為に、クラッシュ
 等ではクルーが救助に行かなければならない。目が離せない。


 給油の為のピットイン。 今回は給油は一度に300ccに制限されている為
 およそ15分位で給油が必要。また給油時にはエンジンを停止する事。
 ピットワークも非常に重要となる。


 
序盤は、TQと取ったおけがわBチームの、本多選手がぐんぐんと飛ばし、
 他チームをリード、チームきたかた、しげ松チームが追う展開から始まった。
 しかし10分前に、本多選手がクラッシュにてマシンを破損、後退。

 中盤は、RCマガジンチームと、しげ松チームとのトップ争い。マガジンの井上
 選手はさすがの走行でトップを奪回、しかしタイヤ破損にて後退。

 チームきたかたは、前半のマシン交代時にて、トランスポンダーの搭載位置の
 問題にて、計測不良となり、事後修正となった為に、正確な順位が分からない
 状態だったが、上位を走行していた筈。

 後半は、他車が様々トラブルに悩まされる中、順調な走行を続けトップを独走
 する状態となった。
 

 早くもピットでは、修理に追われるチームも...


 今回は、スペアーマシンは何台でも用意出来る。しかしマシン交換の時は、
 ピットイン後に申告し、次車スタートまで、3分間の待機が必要。
 砂時計で計測される。


 腹が減っては...ケイタリングカーが常備、お弁当、やスナック、たこ焼き、
 焼そば、ポテト等。 一人1500円分の食券が含まれます。 ドライバーを
 よそに食事タイムも...


 コース上では激闘が続く。


 路面はどんどん荒れてくる。


 トップを快走する、しげ松チームの、BAJA SC。


 ....そして長い戦いを制したのは、しげ松レーシングパーティ チーム


 1台のSCで4時間走り抜きました。大きなトラブルも無く、マイペースで淡々と
 走行していました。


 2位に入賞は、チームきたかた。 福島より参加頂きました。数々のトラブルに
 見舞われながらも、最高のチームワークで8回ものマシンチェンジにて24分間
 のペナルティ停止にも拘わらず、素晴らしい走行で2位まで上昇は立派です。
 ベストサポート賞も受賞。


 こちらも多くのトラブルを抱えながらも、後半の追い込みは素晴らしいもの
 でした。


 こちらは、遠路新潟よりのチームに、東京メンバーが加わった、混成チーム。
 序盤からのトラブルで苦戦しましたが、最後まで頑張りました。
 特別賞を受賞。


 そして多くの協賛品の、"山分け”。 これにてイベントは終了。
 ご参加頂いた皆さん、そして開催に協力頂きました皆さん。本当にありがとう
 ございました。 また次回お会いしましょう!



 決勝、最終結果
最終結果
順位 チーム名 LAP TIME BEST
しげ松 RACING PARTY 343 4:00:38.380 33.424
TEAM きたかた 323(+24) 4:00:35.120 34.641
RCマガジン (賞点外) 311 4:00:47.169 34.821
おけがわ A チーム 295 4:00:21.927 32.803
おけがわ B チーム 265 4:00:40.959 31.695
TEAM HATA 259 4:00:20.521 35.600
PAN スピードチーム A 228 4:00:20.535 35.129
おけがわ ラジコン部 217 4:00:59.404 35.231
PAN スピードチーム B 204 4:00:53.864 35.963
注: チームきたかた 計測不良分
   24LAP 追加

 レース終了後、コースは凄い事に...。



 イベントが終わって。
 
 皆さんの御協力により大きなトラブルも無く、無事に終了する事が出来ました。
 
 全チームが4時間完走した事は素晴らしい事だと思います。 
 これは、スペアカーを使用出来る為に、マシンの故障でもレースを続行する事
 が出来た為であると思います。 ただ、マシン交換では、3分間のペナルティ
 ストップが科せられる為に、大きなハンディとなった様です。
 
 レースでは多くの混乱が予想されましたが、選手達のマナーも大変良く、私は
 レフリーとして厳しくバッドドライビング等を取ろうと構えていましたが、多くの
 クラッシュ等はありましたが、皆怒ったり文句を言う事もなく、和気藹々と
 レースが行われた為に、警告等は必要はありませんでした。またルール違反も
 無く皆一生懸命だがとても楽しそうにレースが進行された事は、大変に良かった
 と思います。
 
 今回の皆さんの御意見などや反省点等を考慮して、次回は再度
10月頃
 開催を考えています。
 
 主な変更点は、
 * レース時間は、
6時間
 * 燃料は、 
200cc
 * マシン交替 ストップは、
1分間
 
 以上、の規則変更で開催したいと思っています。
 
 是非皆さん御参加下さい。
 
 ありがとうございました。
 
  廣坂 正明