TITC レース参加
活動レポート NO−172月17日(火)
今日は、香港経由にてバンコクへ到着。ニコラスは16日朝
より、一足先に現地入り。空港より電話をするが、通じない。
何度も電話するが、だめ〜。ホテルに着いたら、部屋へ行こう。
タクシーにてホテルへ到着、ニコラスはロビーで待っていた。
電話どうしたの? すみません、充電を忘れました!
明日は、何時から? 9時から朝食、そしてコースへ...
今日はちょっと疲れたから、寝ます!
2月18日(水)
9:00 朝食、9:30ホテルを出発してコースへ。
10:00 まだ選手達は少ないが、どんどんと選手が集まってくる。
11:00 より練習が開始された、今回は、ミニ等を含め4クラス
設けられた。その為に練習時間が3分割された。モディファイは、
エントリーが少ない為に、練習時間は毎時、40〜0分までの
20分間となった。
午後からぞくぞくと選手が集まり始めた。
練習が開始。
何から始めますか? う〜ん そうね〜。
15:00過ぎには、35度を記録。 ニコラス 暑いね!
そうですか?普通です。 日本は昨日は−4度だったよ!
昨日は、ここへ来るまで、服を7枚着てきたよ。
午後になると、グリップも上がり、良いタイムをマークする。
2月19日(木) 練習日
9:00より食事、そしてコースへ...
今日から続々と選手達がコースへ集結する。今回はモディファイ
が少なく、40名位、ストックが120名位、そしてミニクラスと総勢
述べ200名弱の選手がエントリー、相変わらずの盛況。
ニコラスは、まあまあの仕上がりで、車の調子も悪くない。その為に
大きなセッティングはやらずに細かい所の調整に終始する。
今回は、モディファイにはあまり多くの選手のエントリーは無いが、
マーク、原選手を始め、日本からは、前住、北澤選手等も参加、
ニコラスいとっては、挑戦には十分なメンバーだ。
混乱を避ける為に、時間分けがされている為に、1時間に1回の
走行となる。小さなトラブルはあったものの、まずまずは無難に
テストを終えた。明日は1回の練習と2回のコントロールがある。
このコントロールで、スタートヒートが決定される。
ニコラスは決して遅くは無いが、他の選手が速い為にレースでは、
どのくらいになるのか?は分からない。やはり、原、マーク両選手は
少し抜け出た感がある。
受付開始、 今回はグリーンの記念Tシャツ
タミヤチーム
原選手、オスカー氏
ご存知 ひろさかチーム
そろそろ行きますか?
会場には展示ブースも...
中国からの少年も参加。
2月20日(金) 練習、コントロールプラクティス
今日は、1回のTタイムプラクティスと2回のコントロール
プラクティスが行われる。2回のコントロールの良いほうの記録で
明日からの組み合わせが決定される。
今回の作戦は、タイヤの使い方。今回もタイヤはコントロールだが
例によってニコラスは新品タイヤを上手く使えない為に、2回目
以後のタイヤが良いが、5回の予選を1本のタイヤでいけるか?
は分からない。
最初のラウンドは皆必ず新品を使用しなければならない、しかし
2回目以後は、最大4セットまで使用出来るために、使い方に
よって、大きく結果が変わる。ニコラスの場合は、もし2セットを
使用するとなると、2セット目を何処で使用するかが問題となる。
今日の練習では、まず一回目は新品を使用、そして2回目は、
前の2本のみ、新品を使用。そして3回目は後ろだけに新品を
使用するテストをする事となった。
1回目の練習、まだ練習だがレースのつもりで走行させる事。
練習がスタート、意外とグリップは良さそうな感じ、2周目をクリアー
何か嫌な感じの音が... スパーギアが破損、リタイア。
以前も同じパターン。嫌な予感。
早くも予定が大きく狂い、1回目のテストが出来ずに終了。
2回目、予定を変更して1回目と同じテストをする。タイヤは新品
特に大きな問題はなく走行。しかしタイヤのグリップが悪くタイム
が上がらず、総合11位
3回目作戦を変更、前後とも2回目のタイヤを使用。一番無難
なセット。スタートは8番めのスタート、前半まずまずのスタート、
順調に走行を続けるが、2分過ぎ後続車が激突突、ダンパーが
離脱、マーシャルの救助にて復活するが順位は論外。
確認をしていないが、おそらくBメインヒートだろう。
明日からは予選が始まる、明日は4ラウンド。計5ラウンド中
3ラウンドのポイント合計で、決勝の組み合わせが決定する。
スコッティ氏もレース参加、そして決勝にはアナウンスも..
ちょっとオスカ氏の仕事場を拝借、バッテリーの組み立て。
コントロールプラクティスの開始
暑い戦いが始まった。
総勢200名位の選手が参加。相変わらず盛況。
2月21日(土) 予選開始
今日から予選が開始される。今日は4ラウンドそして明日に
最後の1ラウンドが行われ決勝となる。
ここでのTITCの参加はこれで3度目となるが、いつも検討をする
のだが、悪運に付きまとわれる。昨年は予選の最初で車検落ち、
今年は先手を打って、車検員にプレッシャーをかける。昨年は
車検落ちしたので、れーす前にしっかりと確認をする。車検員も
覚えていてくれたので、今回は毎回優先して、殆どノーチェックで
通過。
1ラウンド、ウオーミングランを1周して、スタートラインに整列。
操縦第からニコラスが顔色を変えて、パワーが出ません!
でももう手遅れ、何も出来ない。そのままスタート、やはり全く
スピードが出ない。ストレートで他車にごぼう抜きされる。
ストックのようなスピードで走行、勿論ノーミスでゴールしたものの、
順位はほぼ最下位。 今回はPC充電器の為に、充電での
チェックでは問題なかったが突然に1セルが不調となったようだ。
やはり、ここには我々にとって魔物がいる、毎回同じ様な不運に
見舞われる。例によってニコラスはがっかり。落ち込んでいる。
まだ、レースは始まったばかり、きを取り直してがんばろう!
第2ラウンド、路面温度は高く、タイヤもまだ辺りが付いていない。
無難に走行はするが、いまひとつラップが上がらず、順位は総合で
13位。何とかもう少し順位を上げたい。
3ラウンドでは、少し気温も下がり、タイヤも良くなる為に、ラップも
上がるだろう。ニコラスの希望でスロントスプリングを一段柔らかい
物に交換する。
レースがスタート、今回は見違える様に速い、4番スタートから
すぐに順位をあげトップに立つ、追いすがる北澤選手を引き離し
どんどんラップを上げて行く、今回は行けそうかな? と思った3分
過ぎ、操縦台前で突然スピン、なんの前触れも無く、全く原因
不明、マーシャルに助けられて、約6秒のロスタイム、しかしその後
は何も無かったかの様に走行。結局は前回と同じく13位
あのスピンは何だったのだろう?
もうすでに3回が終わり殆ど絶望的。今日はあと1回、何とか
頑張ってほしい。
今日の最終ラウンド。スタートからかなり良い調子、トップを走行
する、北澤選手をぴったりとマーク(タイムで)ラップタイムも悪くない
両者とも殆どノーミスでゴール。18周5分00秒でゴール両者の
差は、0.022秒で北澤選手が総合6位、ニコラスが7位となり
最終予選で、Aメイン進出に少しの望みを残した。
いつもここで失敗をするので、明日は何とか頑張って欲しい。
4ラウンドまでの総合順位は、マーク、原、ビクター選手がトップ
争そいをしている。この争いも最終予選に持ち込まれた。
予選の組み合わせ、ニコラスは16番から。
Aメインヒートのメンバー、やはり競合揃い。
上海から参加の JJ.Wang 少年(11歳)、日本のレース
にも何度か参加。
スタリオン プロト
第4ラウンドの結果、北澤選手と競り合い。
第4ラウンドは総合7位と健闘
2月22日(日) 最終日
今日は最後の予選一回と決勝レースが行われる。
最終ヒートの上位6、7名はすでにAメインを決定しているが、
あとの5、6名がAメイン進出をかけて、最後の予選を戦う事と
なる。ニコラスもこの中に入っている。もし8位までに入れば、A
メイン入りとなる可能性は高くなる。このヒートには北澤選手が
同じ様な状態でいる。
最終ヒートがスタート。北澤選手を筆頭にかなり早いペースで
レースが進行。トップ3名は殆ど同じラップで周回を続ける。
中盤で北澤選手がクラッシュで順位を下げ、ニコラスが2位に浮上
そして、トップを抜き好走、かなり良いラップでこのまま完走
すれば、Aメイン? と思ったが...やはりやってしまった!
痛恨のクラッシュ。今回はここまで殆ど自滅する事はなく進んで
来たが、最後の一番肝心な所でミスが出た。 やはりこれが実力
なのか?
結局は、Bメイン13番となった。北澤選手も最後のクラッシュが
響き、Bメインのトップとなった。
決勝レースは、Aメインは3回行われるが、Bメインは2回行われ
ベストポイントにて順位が決められる。
決勝1ラウンド、予選の結果からすると上位の3名は、かなり接近
している。Aメインを逃した悔しさから、かなり激しいレースが予想
される。レースは序盤から上位2名が飛び出しニコラスは徐々に
引き離される。ニコラスのラップが上がらない。いつもながらニコラス
は後半型だ、中盤過ぎると徐々にラップタイムが上がり、差を詰
めるが届かず、3位ゴール。やはり、このあたりの選手は速い。
さて今回最後の決勝2ラウンド、Bメインの決勝は、ベストポイント
の為、このラウンドの着順結果で決まる
レースがスタート、1コーナーで2番手のポラポン選手がスピン、
ニコラスが2番手となり北澤選手を追走、中盤まではほぼ同じ
間隔でレースが進行。2分過ぎから序所にニコラスのラップが上
がり、北澤選手との距離を詰める。そして3分過ぎ、北澤選手
に追いつき、コーナーでインをさし、抜こうとして接触、2台で
クラッシュ、その間に8番のキルビー選手が先行、それをまた追走
しかし、また追い越し時に接触、最終的にはトップゴールをした
もののタイムは1ラウンドを上回らず。同ポイントだが北澤選手
がタイム差で優勝、ニコラスは2位となった。
かくして、TITC 3度目の挑戦もBメインに終わってしまった。
技量的には、少しづつ進歩をしているのは見られるが、どうも運に
見放される。普段めったに無いトラブルや、ミスが大事な所で出て
しまう。これはやはり何かに問題がある。
勿論これらを吹き飛ばすだけの技術と実力があれば良いが...
今後の課題となるだろう。
注目のAメインは、やはり原、マーク選手の一揆打ちとなったが、
1ラウンドはマーク、2、3ラウンドは原選手が連取して、優勝と
なった。
今回は常に北澤選手との競い合いだった。
残念ながら、Aメインには届かず...
Aメインメンバーは、公開にてタイヤの接着。
Aメイン決勝の開始。
会場では恒例のビッフェが用意された。
Bメインの3名
原選手、優勝! 世界選手権の雪辱。