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MASAMI COLLECTION

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オフロード 4WD
1989年 世界選手権 オーストラリア 優勝車
1989年 世界選手権 優勝車 2022/05/20 記載
1989年 世界選手権にて優勝した、マシン。
ヨコモ入社以来、次回世界選手権を目指し、YZ−870C改良を続け、
プロトタイプが完成。
この大会は前回の優勝チーム、シュマッカーがメインスポンサーとなる。
前回は私達はシュマッカーチームだったが、今回は最大のライバルとなった。
シュマッカーも連覇を目指し、プロトタイプを早くから現地でテストを繰り返し大変
気合が入っている。
私達もシュマッカーの素晴らしさは他お偏欲分かっている。それに対抗出来るマシン
を作る事は大変な事だと認識していた。
我々も1年前より、現地にてテストをくりかえした。 開催は9月だがオーストラリアは
南半球の為、季節は冬となる。暑い日本からすると、急に寒くなる感じだ。
私は入社間もない為に、会社の事情もあまり良く分からないなかで、マシンを製作
することは大変難しい。とりあえず現行の870Cの弱点を洗い出し、出来る限りの
改良をすることとした。
そして世界戦は期間も長く今回は約2週間の滞在となる為に、我々の体調維持の
為に、ママもヘルパーとして同行して貰う事となった。そして現地の日本食マーケットで
食材を調達し、ほぼ毎日日本と変らない食事をする事が出来た。
レースレポート等は、 廣坂物語 Vol.30 にて
1989年 オフロード世界選手権(オ−ストラリア) ← クリック



YZ−870Cをベースに、ほぼ1年かけ改良を進めました。







ちょっと、しゃれでネームを掘り込みました。


メカはKO、アンプはCX−1、RXは軽量の為ポリカでケースを作成。

サーボもKO、サーボアンプもポリカケース





重量が軽く出来、多くの重りを、鉛テープで底に貼りました。

バッテリーは皆に顰蹙をかった、4−2。

シャーシ等は、DDグラファイト、すべて手切りで製作。

ベルトテンショナーの為に、プレートを追加、バルクヘッドをスライドさせます。


ベルトはシュマッカーと同じ2mmピッチ、軽量化の為問題無し

リアはウレタンベルト、プーリーはアルミ製

バッテリープレートも手切り、前側の印は小さな出っ張りがある。

870Cとの比較、かなりナローになっている。

バッテリー搭載位置もかなり前へ。

フロントアームは、870Cのリアアームを流用

ハブキャリア、ステアリングブロックは、KYOSHO製を使用。

リアアームはナイロン製。 ハブキャリアはRC−10用を改造。

ダンパーはアソシ製、テフロン加工で大変スムーズ


ウイング取り付けは、かなり後ろに。

アームを伸ばす為に、ホイールを製作、オフセットと大径。


レース後、レプリカを50台限定販売。 製作に明け暮れました。

ママの手も借りました。



完成しました!

お問い合わせ info@hirosaka.jp
YZ−870C 全日本選手権優勝車
1988年 全日本選手権 優勝車 2022/05/19 記載
1988年全日本選手権にて優勝した、YZ−870C
私達がヨコモに入社して初めてのオフロード全日本選手権。 従来のCATに
代わり870Cを使用。 まだ変更後間も無い為、改造等は少しだけだが、
来年はオーストラリアでの世界選手権がある為に、改造点等を模索する。
そして昨年のチームカーがライバルとなる、大変手ごわい。






レースレポート等は、 廣坂物語 Vol.25 にて
1988年オフロード全日本選手権(岡山) ← クリック

マシンは殆ど市販状態に少しのオプションを加えた仕様。






トルクリミッターは、ロック。


タイロッドや、Iアームはランスフォード製、チタン。

リアーベルト テンショナー

モーターマウントの取り付け穴を楕円にして、後ろのビスでモーターマウントを
前へ少し押す事でベルトの張りを調整。


フロント部は、アンダーカバー、をはさみバンパーでバルクヘッドに止める。

ステアリングブロックはアルミ、ハブはマグネシウム。


リアハブキャリアはステアリングブロックと兼用。こちらもハブはマグネシウム。


お問い合わせ info@hirosaka.jp
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