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2018/6/20 (水) 22:15:57 - MST店長 - No.1528212036.2 ご無沙汰してます。 パパさんの長年愛用している工具とは？、とても気になります。 お時間あるときにぜひ、紹介してくださーい！

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2018/6/6 (水) 21:15:10 - パパ - No.1528212036.1 こんばんは。 私の現役時代でも、たびたびこの様な質問を受ける事がありました。 しかし、なかなか信じてもらえなかった事も多くあります。 まずマシンに関しては、やはり新車が一番良かったようです。 私達はテスト等で相当多く走行させます。　またレースも多い時ですと、 選手権等やローカルレース等を含めると、年間３０レースくらい参加する 事もありました。 ビッグレース等では仕様やセットを決める為に多くのテストをします。 その為にレース前にはマシンも相当くたびれてきます。　その為に レースでは、新しいものを用意します。　しかし一部のパーツは、あえて 新品は使用しません。主なものは、ベルトです。ベルトは新品は硬くて 駆動ロスが多くなります。　その為に常に１０パック位走行させてある程度 柔らかくなったものを常に数本以上用意していました。　またボールデフ も、新品は辺りが良く無いものもありますので、これも数パック走行した ものを用意して'おきました。 当時、ベアリングは頻繁に交換するとか、ボールデフのボール、および プレートも頻繁に交換すると言われていましたが、私達はかなり長く使用 していました。 ベアリングはグリス抜き等をすると、直ぐにゴミが入りザラザラになって しまいます。　その為に私は、ビニール袋に入れ、ＷＤ４０を吹き付けて 密封しておきます。　２、３日置くとスムースに回るようになり、抵抗も 少なくなります。 基本的には、ビッグレースでは、新車を使用していました。ただ、上記の パーツは、新品ではありませんが．．．そして必ずレース前には、１、２度 は走行してテスト車と比較します。　殆どの場合、正美は新車はしっかりと した走りをすると言いました。 やはり、各部のガタ等が少なくなるからだと思っていました。 また、レース中には、ベアリングや、ボール等を交換する事も多くあり ましたが、これらは後にテスト用として使用しました。　皆さんはどんどんと 使い捨てて行く様に思われていた様ですが、殆ど使用出来なくなるまで 使用していました。 また、ビッグレース等で使用したマシンは後学の為、現状保管して再度 走行させる事は殆どありませんでした。　これらのマシンは私の退職時 には、約３００台となっていました。 私が新車で最も注意していたのは、各部のガタと反対の渋さです。 マシンによっては、アームとピンが渋い事があります。この時はあえて 古い、アームとピンを使用する事もありました。 それともう一つ重要なのは、ダンパーです。選手によっては毎回オイル を入れ替える人もいましたが、私はレース中はセット以外では、オイル の入れ替え等はしませんせした。ダンパーはオイルを入れた時は少し 硬くなります。そして一度走行させると少し柔らかくなります。そして 以後はあまり変化はしません。その為に少し走行させ安定した所でレース に使用する様にしていました。　もしセットでオイルを変えた時は、 以後同じ様になる様に毎回オイル交換をしました。 また、マシン以外のメカ等はメーカーからサポートを受けていましので 常に、点検調整をして貰っていました。　モーターはレース時は新品から 開始して殆ど同じモーターをメンテをしながら使用していました。 また、工具類等は、ずっと使い続けているものです。いまでも使用して います。　良いものを長く使用するのが良いと思います。 意外と工具にはお金を掛けない人は多いようですね。