RGT−2 Hirosaka SPL

                           2015/03/24 更新

  
***********************************************
  RGT−2
 ワンポイント アドバイス。

  
RGT−2の樹脂は、あまり良い樹脂では無い為に、ビスを締めすぎると
  ネジ穴が潰れてしまう事があります。 特に短いビス(3×6mm)等。
  その時は、穴の油分をクリナー等できれいにして、瞬間接着剤を一滴
  程度穴にいれ、つまようじ等で中を少しかき回します。これで完全に乾燥
  させれば、復活します。

  
ビスを締めるときは、ビスに少しオイル(スプレーでも良い)を塗ると良いです。

  


  
***********************************************

   チタン/ゴールド 仕様     
アキさん車です。

  

  

  


 
**************************************************

   RGT−Hirosaka SPL 1号車(TSG) 完成しました。

  
大阪 RCショップ MST 店長車 です。

  

  

  
透かしネームは、オプションとなります。
  

  

  

  


  
************************************************

   RGT−Hirosaka SPL 1号車(FRP) 完成しました。
                           
2015/01/18   

   
兵庫県 アキさんに購入頂きました。
   
概要は何も知らせませんでしたが、発表後直ぐに注文頂きました。 

  

  


 
***************************************************

  
RGT−2 Hirosaka SPL
  

  ひろさか オリジナルハンドメイドシャーシ等を装備したRGT−2です。

  パパデザイン、シャーシ、アッパーデッキ、ショックタワー、ボディマウント等を
  新設計。 すべて手切りで製作します。


 ナチュラルグラス(染め)仕様と、TSG(チタンサーフェースグラファイト)の2種。


 当面は組立済みキットのみの販売。 

 予価  グラス仕様   ¥29,000 (組立済みキット)
      
TSG仕様   ¥49,000 (組立済みキット)


  
予約受付中、 順次納品します。


  FRP(グラス仕様)は、黒、赤、ブルーの3色から選べます。

  

  

  

  

  バンパプレートの透かし彫りは、オプションです。 (有料)
  
アルファベット、カタカナ等、2文字程度。 ¥1,000〜¥3,000
  

  標準のバンパープレート。
  

  
注: 各部の仕様は予告無く変更する事もあります。

 
****************************************************

  1/10 4WD ツーリングカー RGT−2 の ひろさかバージョンとして
 オリジナルのシャーシ、アッパーデッキ、ショックタワー等を製作する事としました。
 
 通常ではNC加工等で製作するのですが、量産を望めない為に大変コストが
 高くなる為に、私自身が手作りで製作する事としました。

 当然、NC加工の様な精密で繊細な加工は出来ませんが、今まで培って
 きた、ノウハウを織り込んだシャーシを作ってみたいと思います。

 この企画が上手く進めば、他のパーツ等も順次オリジナルのものを製作出来る
 かも知れません。

 今回のシャーシは、ヨコモでの最後の製作となった、SD−SPLのコンセプトに
 準じた設計です。

 ・ 左右の癖が出にくい。 
 ・ 車高を低く設定出来る。
 ・ リアーグリップを上げる事が出来る、ボディマウント。



 過去に作ったシャーシを参考に、RGT−2用にアレンジしました。

  



 2003年 1/10 全日本選手権 での SD−SPL ワンオフです。
  

 最大の特徴は、マシンのコンディションが分かるシャーシー形状です。
 走行後、周囲の路面との擦り傷が万遍無く着く時が最高のセットと判断。

  

 以前の走行後のシャーシーの擦り傷。 4隅が擦っています。 この部分が
 すぐに減ってしまう為に補強しました。 すると早く接地する為に車高を少し
 高くしなければならなかったのです。

 そこで、ではこの擦る部分を切り取ってしまえば? という発想です。 これで

 従来より約1mm車高を下げる事が出来ました。 その為に、サスマウントの
 下に、1mmのスペーサーを入れました。

  


 リアーボディマウントは、ショックタワーではなく、アッパーデッキに取り付けます。
 クラッシュでのショックタワーの破損を防ぎ、多少リアグリップが上がります。
  

  上記の様な、特長を継承して設計しています。


 
*************************************************

  
私の工房を紹介します。

  
作業場です。 ここで製図や組立をします。 
  


 *************************************************

 
シャーシの設計を行い、型を作っています。これから型切り取りします。

  最初の元型は、1.2mm厚のプラ板を使用します。
  凡そのアウトラインを決めて、穴位置を決めポンチを打ちます。
  

  私が型作りに使用する道具です。 主なものはもう何十年と使っています。
  真ん中の金鎚は、失敗した時に壊すものでは、ありません。(笑)
  オートポンチをつかうと、ずれてしまう事がある為に、最初に細いケガキ棒を
  鎚で打ち、型を付けます。
  

  私の加工部屋です。 ちょっと狭いですが、何とか仕事は出来ます。
  まずは型に、すべて2mmの穴を開けます。
  

  穴が開いたら、位置に間違いが無いか? 確かめます。 左右対称の穴は
  片側しか開けません。
  

  型は、中心を対象に裏返して使用する為に、裏側の穴も確認します。
  

  型のアウトラインを切ります。 切削台です。
  

  使用する、ノコです。  もう半世紀位使用しています。
  

  外周を切りますが、ケガキ線通りに切るのでは無く、ここでイメージを描き
  ながら、ラインを決めます。
  

  
凡そのアウトラインが決まりました。
  

  グラス板(FRP板)で製作します。
  

  FRP板は、ABCホビー製を使用します。 長年これを使用しています。
  色々なメーカーのものを試しましたが、FRPはこれがRCカーには、最良です。
  (価格は変っているかも知れません)
  

  FRP板の中心線を入れ、両端のセンター穴(2mm)を開けます。
  

  元型とFRP板の前後を2mmのビス、ナットでしっかりと固定します。
  

  アウトラインをケガキます。
  

  穴をオートポンチで、印を付けます。
  

  まず片面に印。
  

  型を裏返して、反対側をケガキ、穴印を付ける。
  

  これで両方に印。
  

  すべてに2mmの穴を開ける。
  

  前後のセンター穴以外の穴を3mmに開ける。
  

  輪郭を切り抜き、一応のサンプルは完成。 確認の為にパーツを組み込む。
  

  仮組みテストでOK。 このままでも良いと思いますが、ちょっと寂しいので
  少しだけ飾りつけをします。
  

  グラインダーが届きました。 グラファイトの穴あけにはドリルを使いますが、
  刃が直ぐにダメになる為に、刃を研ぎながら穴を開けます。
  


  少しシャーシに”柄”を入れました。
  

  将来アッパデッキでシャーシ剛性を調整出来る様に考えました。
  

  アッパデッキをシャーシに組み込みテスト。 ちょっとイメージが変る。
  


  プロトタイプ完成しました。 
販売品は黒に染めます。




   

 








   赤(スカーレット)に染めてみました。 黒、赤、青 が選べます。
   少し透きとおっています。