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ALF−2022 Production Report
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ALF−2022 製作レポート Vol.1
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アルフ−2022 製作レポート @ 2022/08/25
アルフー2022 製作開始しました。 進行状況等を随時お伝えします。
アルフ2022専用棚、ここに33台並ぶ日は何時か?
ALF−2022は、33台+1台(予備)を製作します。
まずは部材の調達。 FRP & ポリカーボネート板
80%位の部材は揃いました。
タイヤ接着、研磨は正美が担当します。 すでに取り掛かっています。
工具達が出番を待っています。
これから本格的に製作に取り掛かりますが、昔の様にスムーズには行かないと
思います。 無理をしない様にマイペースでゆっくりと進めて行きます。
現段階では終わりは考えていません。(考えない様にしています。)
うるさい人が常に着いていますので、結構早く出来るかも?
私の車はどれ? (ママ)
アルフは33台一括納品の為に選べません。 全部納車後にジーフォースから、
ユーザーに割り当てられます。 私には選ぶ権限はありません。
今回のアルフ2022製作にあたり、多くのメーカーさんにご協力を頂きました。
順不同、敬称略
株式会社 ヒット
株式会社 大産エンジニアリング
株式会社 川田模型
モロテック
ABC HOBBY
有限会社 スクエア
百武デザイン
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アルフ−2022 製作レポート A 2022/08/27
手慣らしに、部品の組み立て点検を始める。
ドッグボーンにピンを圧入します。 穴にピンを差込みます。
バイスでピンを押し込み、中央で止めます。
両端にピンを圧入し、完成。
前回のテストでサーボギアが欠けた為に、サーボセーバーを採用。
以前、1/12や1/10の世界選手権等で、多用したキンブロー社製。
サーボアダプターとボールを取り付けます。
アカプターは各社用に3種が付属。ジーフォースはフタバ用を使用。
ボール取り付け用にネジ切りをする。
ボールを取り付ける。
私の量産方法は、一行程を一度にするのでは無く、2〜3行程を順次行い
気分転換をする。 そうすると疲れが少なくなる。
嫌になったら、途中でも止める。
一行程終了すると、並べてみる。 そうすると数を数え無くても一目で分かり
また、間違いもない。
裏からナットで止める。 通常は電動ドライバーを使用するが、時々手で取り
取り付ける。 これは指先のトレーニングです。 目をつむっても入る様だとOK!
次にレンチで増し締めしてこの部分は完成。
タイロッドの組み立て。
ターンバックルにボールエンドをねじ込む。
この作業は手が痛くなるので、一度に多くはしないで少しずつ分けてします。
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アルフ−2022 製作レポート B 2022/08/29
デフの組み立て
撮影は正美がいないので、ママがヘルプ。 (ちょっとうるさい。)
以前のアルフは。すべてデフはオープンタイプのギアデフを採用していたが、
アルフ2022では、ボールデフを使用する事とした。
ボール7デフはコンパクトで、破損も少なくまたリミテッド効果もあり、調整も
可能となる。
今回のアルフ2022では、デフハウジングは唯一成型樹脂パーツとなる。
これは、2006年私が製作した、LaLa用に試作で製作しものを流用した。
ボールデフはパーツが多い為に、組み立ては5〜10個ず組み立てる。
必要なパーツを揃える。
最初にロックナットに少しゴム系接着剤を付けて固定しておくと作業がしやすい。
ビスを差込み、引っ張ってナットを溝に固定させます。
デフリングはクリナー等でしっかりと脱脂します。(スリップ防止)
デフジョイントに少しデフルーブを塗りリングを貼り付ける。
ベアリングをはめる。
べアリングの外側にカラーをはめる。 スパーギアの内径に合わす為。
その外側に細いOリングをはめる。これはスパーギアが薄い為に揺れを防ぐ為。
スパーギアを取り付け。 スパーは、ひろさかマシンカットスパーギア。
デフボールをスパーギアに入れる(8個)サイズは1/8
ボールはデフグリスのケースに入れておくと作業がしやすい。
調整ビスにコーンワッシャー4枚を裏表で入れる
スラストワッシャーを1枚入れる。
スラストボール(1.5mm)を8個スラストワッシャーの上に乗せる。
ボールはブラックグリスのケースにいれておくと作業がしやすい。
スラストワッシャーでボールをはさむ。
六角レンチに差込デフジョイントの中に入れる
デフジョイントの反対側に差込、締め付ける。
デフの調整は、軽く一杯まで締め込み、その後約1/4回転(90度)戻す。
これでデフの組み立ては完成。
私のはどれ?(ママ) だからぁ〜選べないって!!
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アルフ−2022 製作レポート C 2022/09/03
バンパーの製作
まずメインシャーシを作ります。 この上に各パーツを取り付け確認をします。
量産は殆どのパーツの確認が終わってから量産します。 まだ穴位置の変更が
有るかも知れません。
発泡バンパーを製作します。
ノコで切りますが、柔らかすぎて結構難しいです。
ギザギザになってしまいます。
ヤスリで成型してきれいにします。
フロントバンパーの製作。 3mm厚のポリカです。
まず、穴を開けます。
切ります。
ポリカは、ノコを引く右手より、左手の方が力が要りつかれて痛くなります。
切削作業は、同じ姿勢を保つ為に、手より腰が痛くなります。 腰の限界が
その日の限界だと思っています。少しずつ時間を延ばせる様に考えます。
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アルフ−2022 製作レポート D 2022/09/10
フロントサスマウントの製作
フロントのサスマウントを5mm厚のポリカで製作しますが、プロトの型の穴位置が
少しズレている為に、型の作り直しをします。
型の穴位置がシャーシより少しずれている。 2、3台ならごまかして取り付け
出来るが数を作りるには、直した方が良い。
型の作り直し
2個目の型も失敗。 まだ穴がずれている。 再度挑戦!
3個目にして、何とか成功。
ポリカで製作。 まずケガキ。
下穴を開ける。
取り付け穴を2mmで開ける。
位置のずれを確認、OK! 誤差は、一応0.2mm位までと考えている。
M3の下穴、2.6mmで開ける。
アウトラインを切る。
サスピンの穴位置をけがく。 これは結構難しい。
サスアームの穴を開ける。 5mm厚のポリカに2mmの穴を開ける。
アルフ製作で一番難しい作業となる。
ここでは23mmの深さまで穴を開ける。ここで失敗すれば、振り出しに戻る。
たぶん成功率は、8割くらいかな? 96%目標。
形に切ります。 これは比較的楽ですが、時間が掛かるので気分次第。
取り付け穴にM3のタップをたてます。
サスピン穴に2.1mmのドリルで貫通させます。
サスピンを52mmに切断します。
サスピンの先端処理をします。
サスピンがスムーズにはいるか? 確認。
サスマウントをシャーシに取り付けます。
これでサスマウントはOKです。 量産に取り掛かれますが、一度に全部は
作りません。 5個づつくらい作ります。
今回は型作り、及びサンプル製作をしましたが、カメラマンがうるさくて、通常より
早く出来ました。 大変だという事を伝えたかったのですが...
あんた、こんなペースやったら絶対出来へんよ! のんびりしている場合やないで〜。
逆効果でした。(泣)
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アルフ−2022 製作レポート E 2022/09/14
フロントサスアームとバルクヘッドの製作
フロントのサスマウントは最終チェックで問題がない為に量産の準備に取り掛かる。
バルクヘッド、ロアサスアームは、プロトでは問題は無かったが、再度サンプルを
製作して確認する。
サスマウントはOKなので、量産の準備に入る。
アルフで一番厄介な、サスピンのアナ、位置決めが難しい。 何か良い方法は?
昨日、夢でお告げがあった。 そう、ゲージを作れば良いのだ!
L金具に溝を入れ、厚みの中心が決まる。横は線上に合わせれば縦、横は
かなり正確に印を付けられる。
ケガキ棒で強くポイントをつける。
さらにポンチでしっかりと穴位置を決める。
今回は少し量産のテストをする。 幾つ位で製作するのが良いか? をテスト。
同じ作業でも数量を増やすと、大きくなるので作業がしやすくなる。
ハンドドリルで少し下穴を開ける。これでボール盤で開ける時にズレが少なくなる。
下穴が少しズレた時は、ハンドドリルで斜めに穴を少し開けて、調整する。
穴開けが終わると切り出し。 これからは忍耐。
ミニボール盤、買いました! 今のボール盤は中古で安物の為、精度も悪く、
また私の作業場には少し大き過ぎるため、卓上で使えると思われる、小さなもの
を購入しました。
下穴を開けるのに使用出来れば良いのですが...分かりません。
近日、入荷の予定です。
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アルフ−2022 製作レポート F 2022/09/21
ミニ卓上ボール盤入手しました。
ネットで探していたミニボール番を購入しました。 現物を見ていない為に
少し心配でしたが、大変良く出来ています。少し改造すれば十分に力に
なってくれると思います。
モーターはDCでACアダプターを使用します。
ACアダプターは、7段階で電圧調整出来ます。 これで回転スピードが
変ええられます。 優れものです。
フットスイッチを使用したいので、別売でスイッチを探した。これを配線する。
小さいのでオールマイティではないが、ピン穴や下穴を開けるのには最適。
スタンドライトも新調。 フットスイッチは100V電源をカットすると簡単だが、
ACアダプターで電圧調整をする為に、アダプターとモーターの間にスイッチを入れる。
これで足でON、OFFが出来る。
高さ調整が出来ない為に、下の台に板等を入れて調整する。
ハンドルが鉄のままで、手が痛くなるので、スポンジをかぶせる。
これで一応、セット完了、テストで穴あけ、良好です。
デスクの上で出来る為に見やすいです。
チャックハンドルやドリルの刃は、すぐにどこかへ行くので、磁石で本体に付けておく。
パーツが完成。確認の為シャーシに組み込む。
フロントアッパーアーム関係を製作。
アッパーアームの形状を少し変更。
ボールの入る部分の穴あけ。 4.5mmで貫通させずに、途中で止める。
ボールバイトで、穴の中だけを少し大きくする。
この作業はかなり難しい。 大きく開けすぎると、ボツ!
ボールがぱちっとはまって、抜けなければOK。
アッパーアームのボール穴完成。 ピン穴を開ける。
アーム、サスマウント切り出し。
サスピンの穴の修正。
アッパーアームもピン穴修正。
サスペンションのストッパーとして、2mmのビスを入れるため、タップをたてる。
M2のビスを入れる。
ストック
ステアリングブロックの確認。
本体に組み込みチェック。
次はアッパーサスマウント、サーボマウント、トーションバーの製作。
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お問い合わせ info@hirosaka.jp
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